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タイトル名 |
東ベルリンから来た女 |
レビュワー |
ぺーこさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2013-11-04 16:15:14 |
変更日時 |
2013-11-04 16:19:26 |
レビュー内容 |
まず東ドイツについて多少の知識がないと何が何だかわからないかもしれない。 監視されているらしい女医の生活を淡々と描いている。 それが怖い…。誰が見張っているのか。官舎の管理人はもちろんだが、バスの中や街角や職場・・・皆密告しに行くんじゃないか視線が意味ありげ(に見える)。でもそれにしては主人公あまり慎重じゃない気が・・・・。 作業所(も、なんの作業所かよくわからん。なにかの矯正の施設…?)から逃げてきたステラにあっさり亡命のルートを譲ってしまうのが、ええーって感じ。西に行きたいって結局政治的な思想とかじゃなくて恋人といたいって理由だからあんまり切実じゃないのかしら…。まあ恋人の代わりになりそうな同僚とかいるしね…と、ちょっと皮肉に思ってしまいました。いや医師としての責任感から残ったんだろうけど…。
西の恋人が差し入れてくれるのがストッキング(とたばこ)ってとこが時代を感じます・・・・。 どうでもいいけど、同僚の男の先生が近所の皮膚科の先生に似てて笑った・・・。 |
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