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タイトル名 |
八日目の蝉 |
レビュワー |
ぐうたらパパさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2012-09-10 16:15:31 |
変更日時 |
2012-09-14 15:17:33 |
レビュー内容 |
開始早々の裁判での実母の証言は尤もだし、 実母の立場に立ったら、こんな酷い出来事はないと思う。
が、希和子もまた誘拐犯でありながらも確かに母親でした。 (だからこそ余計に実母にとっては遣る瀬無い・・・)
そして、実父や恵理菜(薫)の不倫相手の岸田の身勝手さに同じ男であることに情けなくなり、実母や希和子、そして恵理菜(薫)を見て優れた母性愛の映画だなと思いました。
終盤の船着場での希和子の行動や言動、皮肉にも誘拐犯の疑似母である希和子の母性愛を思い出し、薫が母親になる決意のラストまで私は嗚咽しっぱなしでした。
どう解釈していいのか、どんな意味があるのか、いまいち把握出来ていないとこもあるのですが『八日目の蝉』というタイトルも秀逸だなと、今まだ一生懸命鳴いている蝉の鳴き声を聴きつつ、このレビューを書いています。
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