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タイトル名 |
理由(1995) |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2011-09-27 11:16:08 |
変更日時 |
2011-09-27 11:33:51 |
レビュー内容 |
冒頭の討論会。死刑賛成論者からの質問。「あなたの妻や娘が犠牲者になっても、あなたは死刑反対論者でいられますか。」アームストロングは答える。「それはあなたと同じ決断を下すでしょう。」ここからすでにラストへの複線を張っていたのですね。そしてその言葉通り、アームストロングはみずからボビーアールへ死刑判決を下します。この流れ好きです。 ボビーアールが過去に冤罪で去勢された恨みをすぐに晴らさず、しばらくして何の罪もない女の子を殺します。捕まって死刑判決。そこでアームストロングを弁護士に指名して、過去に自分を起訴した奥さんに復讐を果たそうとします。ですがこの流れだと、復讐がとってつけたような印象を受けてしまって。ボビーアールはもし女の子の殺害がばれていなかったら、別に復讐を行動に移すことはなかったのでは。そこだけが説得力に欠けていて残念ではありますが、それをふまえても見ごたえのあるサスペンスでした。 ああ、エドハリス全然気付きませんでした。グッドナイトムーンやチャイナムーンのイメージとかけ離れすぎていて。まったく別人ですね。すごい役者さんです。
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