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タイトル名 |
ボックス!(2010) |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2020-11-07 13:02:24 |
変更日時 |
2020-11-07 13:02:24 |
レビュー内容 |
ピンポンがボクシングに変わっただけで、プロットがほぼいっしょ。 天才型。凡人だけど努力家。2人は幼馴染。カブちゃんを追いかけていたはずのユウちゃんは、いつの間にかカブちゃんを追い越してしまう。でもやっぱり最後はカブちゃんが、ユウちゃんでも倒せなかった天才を倒して幕を閉じる。 途中でカブちゃんがふてくされてボクシングをやめてしまうのはお約束。共通のライバルがいるのもお約束。ユウちゃんのほうが一目置かれてしまうのもお約束。応援してくれるマネージャーや先生やコーチがいるのもお約束。 お約束ばかりの青春サクセスストーリー。ですがそれが良いんではないですか。 へんに斜に構えられたり、やたら悲劇にされたりするよりかはよほど良いと思いますね。 中盤、あまりに子供じみたカブちゃんにイライラさせられるシーンがないこともないんですが、すぐに後半盛り返すので気になりません。 個人的にはマネージャーの死は要らない。そんな安直なお涙頂戴エピソード、この映画には相応しくない気がします。それだったら、ラストに2人がハワイでいっしょにお好み焼き屋を経営している姿を見せてくれたほうが、余程幸せな余韻が残ると思います。 2人ともボクシングから遠ざかってしまった後日談は寂しい限り。 もし『青春の一ページ』を強調したかったのだとしたら、それこそそんな後日談はバッサリカットしてしまっても良かったのではないでしょうか。 |
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