みんなのシネマレビュー
ザ・ハリケーン(1999) - たきたてさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ザ・ハリケーン(1999)
レビュワー たきたてさん
点数 8点
投稿日時 2015-03-23 01:32:48
変更日時 2015-03-23 01:35:16
レビュー内容
 最初の90分くらいが理不尽すぎて、ひきつけられながらも、フラストレーションが溜まります。後半までに尺を使いすぎたためか、ラストはかなりあっさり終わっちゃうのですね。実際の裁判なんてそんなものかもしれませんが、これは実話をもとにしていても『映画作品』。16年ですよ、16年。その重みをラストでもう一度感じるエピソードが欲しいものです。
 なぜリサ・サム・テリー、そしてレズラ達は、今までの支援者達と違う結果を出すことができたのか。もしかすると、16年という歳月が、アメリカという社会が成長するために必要だったのかもしれませんね。そこに偶然居合わせたのが、その4人であった可能性はあると思います。
 まあなんにせよ、ここまで理不尽な目に合わされ続けてきた人にとっては、希望を抱かさせることさえ残酷なことだと知りました。今回のケースは冤罪を晴らすことができたからまだ良かったが、もし連邦政府に提出した新証拠が認められなかったらと思うとゾッとします。
 彼が希望を捨てるシーン。それは、妻に離婚を告げるシーンであり、レズラ達に面会・手紙の拒否を告げるシーン。それぞれに目頭が熱くなりました。
 この事件を利用して出世した方々。デラ・ペスカ刑事だったり、当時の検事だったり、判事だったり。そもそも最初の裁判で陪審員が全員白人ってのも作為的なものを感じます。無実やアリバイを証明できる人たちは、劇中で明言こそされていませんが殺されている可能性すらあります。そういった病巣に対する社会的な責任の言及、罰が無い限り、本当の意味でのカタルシスを本作から得ることは難しいかもしれないです。
たきたて さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-26プーと大人になった僕36.42点
2024-05-23ゲッタウェイ スーパースネーク45.45点
2024-05-22ザ・ホスト 美しき侵略者75.80点
2024-05-20あなたにも書ける恋愛小説85.50点
2024-05-20ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey75.04点
2024-05-15銀の匙 Silver Spoon56.16点
2024-05-13プロジェクト・アルマナック77.00点
2024-05-12L.A. ギャング ストーリー56.27点
2024-05-09人狼ゲーム ラヴァーズ75.33点
2024-05-08人狼ゲーム プリズン・ブレイク86.14点
ザ・ハリケーン(1999)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS