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白夜(1971) - 吉田善作さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 白夜(1971)
レビュワー 吉田善作さん
点数 7点
投稿日時 2012-12-20 02:11:07
変更日時 2012-12-20 02:11:07
レビュー内容
 この映画を思い出すとき、私は暖かな情感に包まれる。それは本作の持つポップな色彩と、男女の幼い恋がどこかノスタルジックな感傷をもたらすせいだろう。ブレッソンの演出はいつも通りで、スマートな画面とリズミカルなカッティングが申し分なく楽しめる。特にヒロインと下宿人の彼との回想のシークエンスは、ドアの開閉の応酬とヒロインの一挙手一投足(そして裸体)に魅了され、ブレッソン映画が凝縮されていると感じた。あざとい音楽の演出と、黒色が潰れてしまっている夜のシーンが残念ではあったが、それでも本作は、鑑賞から一ヶ月以上経った今でも映画のワンシーンが突拍子もなく頭をよぎったりするほどに、私の内的世界に小さいながらも確固とした領土を得ている。衝撃はないが、長く愛していける本作のような映画には中々出会えない。
 主人公はこの青い恋劇を通して愛というものを学んでいく。ヒロインがもたらしてくれた愛情への感謝。「君がくれた幸せに祝福あれ」この台詞に尽きる。
吉田善作 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2013-01-17女の都75.88点
アンティゴネ88.00点
2012-12-31女が階段を上る時76.55点
2012-12-30たぶん悪魔が85.66点
2012-12-27アメリカ66.50点
2012-12-26黄金の馬車78.22点
2012-12-20白夜(1971)76.80点
2012-12-19熱狂はエル・パオに達す55.00点
2012-12-08雲から抵抗へ77.00点
2012-12-0897.55点
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