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タイトル名 |
ブリキの太鼓 |
レビュワー |
スノーモンキーさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2014-12-09 00:31:14 |
変更日時 |
2014-12-09 00:31:14 |
レビュー内容 |
醜い大人の世界に嫌気の差したオスカル少年は、3才で成長を止めてしまう。その原因を、階段から落ちて頭を打ったせいだと画策する辺りの凄さ。いかに幼少期に辛酸を舐めてきたかが分かります。大声でガラスを割る特技。これは醜い大人に対する怒りなのでしょう。オスカル少年は精神年齢だけは成長していき、次第に性にも目覚めていきます。住み込みで働くこととなった16歳のマリアとのベットシーンに絶句。3才のオスカル少年役のダーヴィット・ベネント(13)にあそこまでさせてしまうとは、さすがなんでも見せちゃうドイツ映画。日本じゃ絶対公開できませんね。芸術に対し寛容なドイツがちょっと羨ましいです。冒頭の芋畑のばあさんが妊娠するシーンから終始、クセのある演出が続いていきます。邪魔者が消えた後、再び成長を始めるオスカル少年。次世代の子供達に何を伝えていくのでしょうか? |
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