みんなのシネマレビュー
ピンポン - しってるねこのちさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ピンポン
レビュワー しってるねこのちさん
点数 7点
投稿日時 2015-06-30 02:24:41
変更日時 2015-06-30 02:46:05
レビュー内容
見始めた時の感想は窪塚さんの演技が鼻につき集中出来ませんでした。
昔のNHKのアナウンサーが聞いたら発狂しそうな台詞回しの日本語も体が痒くなってしまいましたが、こういうものだと自分に言い聞かせ、それらが慣れてくると徐々に面白くなっていきました。

話は恋愛や誰かの死という様な安直な感傷装置を使わないで『敗北・挫折・努力・勝利』を友情で包んだスポ根の王道の真ん中を行っていますが、原作がマンガという事もあり登場人物のキャラクターがおかしな方向に立ち過ぎていたり、奇抜な演出等も話とギャップがあってかなり楽しめました。
特にドラゴンのバックハンドリターンは金剛力士像みたいで笑ってしまいますし、「24勝……94敗」正直なアクマには好感が持てます。
音楽も良い意味で作品を軽いものにしてくれて見易くなっていました。
それでも青春映画という事で何箇所かは青臭い所は有りましたが、それは私が順調に歳を取れた裏返しという解釈をさせて貰いました。
また、表現方法としては映画と同じビジュアルで見せるマンガが原作なので強調させたいであろうシーンや台詞が主張してしまって作品のリズムが失われている所があったと思います。

見始めた時の感想は前述した通りですが見終わった時のそれは結局窪塚さんで作品が成立していた感じでした。
個性的な登場人物達を彼の極端な演技でバランスを取っていた印象です。
彼の演技を頭ひとつ抜け出た奇抜さにしたおかげで他の役者さん達も伸び伸びと演技が出来て、それぞれのキャラクターにも違和感は生まれず逆にそれぞれが目立つ事が出来て作品全体も纏まったと思います。
窪塚さんは正直好きでは有りません(大嫌いでも有りません)が、本作では役にハマっていて最終的には魅力的に映りました。

この手の作品は内容云々というより、高揚感や爽快感だと思うのでそういう意味ではそれらを感じられた本作は良かったと思います。
しってるねこのち さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2021-04-03南極料理人76.88点
2016-06-24シェルブールの雨傘37.57点
2016-06-20スケアクロウ97.20点
2016-06-14第三の男57.53点
2016-06-14鴛鴦歌合戦98.13点
2016-01-07犬神家の一族(1976)67.49点
2015-12-29思い出のマーニー76.06点
2015-12-29桐島、部活やめるってよ77.18点
2015-12-23ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON46.02点
2015-12-13THE 有頂天ホテル45.80点
ピンポンのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS