みんなのシネマレビュー
ゴジラ-1.0 - うまシネマさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ゴジラ-1.0
レビュワー うまシネマさん
点数 6点
投稿日時 2024-05-03 22:09:47
変更日時 2024-05-17 06:44:32
レビュー内容
1954年のゴジラが戦争被害(具体的には東京大空襲・けして獣害や天変地異の類ではない)の再来を描くことで
その記憶もまだ生々しい観客(怪獣というこの世に存在しないものに対する感情をどうとればいいかまだわからなそうな)に
恐怖を否が応でも植え付ける試みをしているのに呼応するように
今回は焦点を主に「死ぬことができなかった復員兵の戦後」に絞ることでまた違った戦争の暗い側面をゴジラに表象させてきた。
といっても行われている厄災描写はこれまでのシリーズと大差はなく、東京を暴れまわるのもなんら新しい試みは感じられず実はもう結構飽き飽きしているのだが、
海戦のVFXは巡洋艦の砲撃の描写が男心をくすぐり、かっこいい。それだけでも一見の価値あり。
ただしオブジェクトが破壊されるたびに異様に煙ってよく見えなくなるのは予算の都合か、見た目が派手になるからそうしたか
他がいいだけに気にはなった。
ゴジラがやはり象徴的過ぎてほとんど神か悪魔かといった風で生物に思えないのは仕方ないのだろうか。
逆に大戸島でのゴジラはほぼジュラシックワールドで、ぐっと恐竜に寄せてきているためか、映像的にはよくできているがこれまた新鮮味はなかった。
それでもVFXはこれまでのゴジラでは抜きんでて良い出来に見える。
もっともよかった点は監督が己のできることをよく理解していて、その土俵に立って映画を撮ったというところか。
最後の脱出オチ。いくらなんでも脱出装置があることを説明しない理由がないだろと突っ込むより先に、
説明受けてないのは我々観客だけだったことを知らされ、ニヤリとさせられた。うまく感情をコントロールされた感があって、すいやせんといったところだ。
だからか、彼女が最後に生きていたことが判明しても、それはそれでファンタジーだし、ということで気持ちをコントロールされたように思える。
でも生きていた典子はゴジラの再生細胞の力によるものだとしたら、ゾンビみたいな感じかな?
好みでいえば、その救いは不要かなとは思うが。希望に満ちることが戦争の終結ということなら、監督の好きに作っていい作品だから。ということである。
うまシネマ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-21ゴジラ×メカゴジラ55.73点
2024-05-20ゴジラ×メガギラス G消滅作戦54.61点
2024-05-03ゴジラ-1.067.26点
2024-04-28ヘレディタリー 継承66.02点
2024-04-14沈黙の逆襲44.60点
2023-04-20新・刑事コロンボ/恋におちたコロンボ<TVM>45.16点
2023-04-17新・刑事コロンボ/4時02分の銃声<TVM>54.28点
2023-04-13新・刑事コロンボ/殺人講義<TVM>54.86点
2023-04-08大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE35.62点
2023-03-26麻雀放浪記77.29点
ゴジラ-1.0のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS