みんなのシネマレビュー
RONIN - うまシネマさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 RONIN
レビュワー うまシネマさん
点数 7点
投稿日時 2019-09-21 12:27:56
変更日時 2019-09-22 21:06:43
レビュー内容
あ、ジョン・フランケンハイマーだ。既に最低限の面白さは担保されたようなものだ。実際、ニヤニヤしながら観た。
「ケースを手に入れろ。」「中身はなんだ?」「知らなくていい。」自虐的とでもいうような解り易いマクガフィン。
中身は最後まで不明のままだが、容れ物には役割を持たせてきた。外側のケースだけがキーになるのだ。
ロバート・デ・ニーロが突然こそこそとなにかをし始めるが、ことが起こるまで目論見が読めない。なるほどと思わせるような形となって後に回収される。
人物描写として周到で用心深いところを如実に表現しながら、観ていて楽しいシーケンスだった。
冷戦終了におけるスパイたちがさながら主家がお取り潰しにあった侍(=浪人)のごとくミッションに糾合されたという意味でこのタイトルなのだが
ド頭で、ああこいつらは裏切りに次ぐ裏切りでケースを奪い合って次々と死んでって、最後にデ・ニーロが一人残って
ケースはセーヌ川にでも落としてしまうんだろうなーなどという予見をしながら観るのが、おそらく普通の鑑賞姿勢だと思う。
そういう風に観ると、サックリ美味しいスナック菓子のような軽快なスパイアクション映画として楽しめるし、
幕が下りてもしつこい余韻を残さず、スッパリと忘れ去って何年後かにまた鑑賞できるけどいい感じだったという記憶だけ頭に残るだろう。
カーアクションがとても良い。カーアクションにCGを使う必要など一切ないということが証明されている。
罪のない人間が理由もわからずに巻き込まれて殺されてしまうドライなフランケンハイマーのタッチはフィクションとしては正しい。
年齢制限など恐れない、本来大人向けの映画なのだ。
うまシネマ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-21ゴジラ×メカゴジラ55.73点
2024-05-20ゴジラ×メガギラス G消滅作戦54.61点
2024-05-03ゴジラ-1.067.26点
2024-04-28ヘレディタリー 継承66.02点
2024-04-14沈黙の逆襲44.60点
2023-04-20新・刑事コロンボ/恋におちたコロンボ<TVM>45.16点
2023-04-17新・刑事コロンボ/4時02分の銃声<TVM>54.28点
2023-04-13新・刑事コロンボ/殺人講義<TVM>54.86点
2023-04-08大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE35.62点
2023-03-26麻雀放浪記77.29点
RONINのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS