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タイトル名 |
レット・イット・ビー |
レビュワー |
TerenParenさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2019-07-21 01:06:15 |
変更日時 |
2019-09-11 16:47:30 |
レビュー内容 |
高校1年の時の映画です。 当時、この映画は時期を変え、映画館を変えて、幾度も上映されていましたから、多分10回位は観たと思います。 この映画、どうしても解散前夜の暗いイメージが付きまといます。
それにしても、音楽はとても素晴らしいものでした。 ポールが歌う「ベサメムーチョ」や「アイブ・ガット・ア・フィーリング」の歌唱力の凄さには圧倒されましたし、ジョンの「ドント・レット・ミー・ダウン」は、彼らしい哀愁を感じました。 ジョンとジョージの「ユーブ・リアリィ・ガット・ホールド・オン・ミー」 恐らく思い付きで歌い始めたのでしょう。演奏はひどく雑‥‥でも良かったですねぇ。 ただ、ジョージとリンゴは、どうしてもジョンとポールに遠慮がちの様に見えました。 特にジョージは、同じシンガーソングライターとして、ジョンとポールに対して劣等感が有ったようにも思います。 作曲能力や歌唱力については二人に及ばないし、ギターの演奏力もそれほどのモノではなく、親友のクラプトンの方が遥かに上手いし‥‥
個人的には、ジョンのファンなのですが、映画はポール中心でした。 既に、ジョンの心の中でビートルズの活動自体が惰性になり、負担になっていたのでしょうか。 ポール中心に作られたこの映画が、解散の原因の一つになったような気がします。 それにしても、チョコチョコ出て来るヨーコの存在が、鬱陶しかったです。 通常の映画としての評点という訳ではなく、一人のファンの視点として9点を付けました。 |
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