みんなのシネマレビュー
ディア・エヴァン・ハンセン - たあたんさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ディア・エヴァン・ハンセン
レビュワー たあたんさん
点数 7点
投稿日時 2022-08-21 16:00:32
変更日時 2022-08-21 16:00:32
レビュー内容
WOWOWオンデマンドで鑑賞。精神的な不安を抱える高校生の主人公が社会における自分の居場所を全く見つけられず無力感を感じる毎日の中で、ひょんなことから追い込まれて無理やりついた嘘がきっかけで、信じられないような展開になっていくという話ですが、要所要所の場面でミュージカル調になって、高い歌唱力をベースに感動的なシーンを作り出していくという作品でした。その点はすごく良くて、それだけで評価に値すると感じられるものでした。

ただ、主人公が勇気を振り絞って行動を起こすシーンは、ことごとく「いきなり雄弁に歌いだす」という現実感のないものなので、リアルなストーリーベースでその雰囲気を感じられない形になっているのは少し残念な気もしました。それら(主人公がなんとか絞り出してうそをつくシーンとか、スピーチのシーン)もしっかり通常劇のシーンとして作ったうえで、感動的な歌唱シーンも入れ込むようにすればもっとよかった気もしました。

ミュージカル調になっていることで描き方が多少雑でも気にならないメリットもあるけど、うそをつくのは悪いこととはいえ、自殺した少年の母親の圧力や同様の悩みを抱える同級生の強引さという要因に追い込まれていた部分もあるし、見ている側からすれば主人公は精神的な苦しさを抱えながらもその時々で良かれと思って一生懸命行動しており特に悪気のある部分はなかったのに、主人公だけが悪いみたいな感じに最後なってしまったちょっと納得感はなかったですね(主人公が人として許されない行為だといった後のヒロインの反応)。まあ、「アルジャーノンに花束を」のような感じで作品としてはきれいにまとまったという感じなのでしょうかね。

評価としては、誰もが部分的には抱える弱さを投影できる話で、感動的なシーンも数多くあった点から高評価したいところですが、上記の点から手放しでとはいかず、7点評価とさせていただきます。
たあたん さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2022-08-30カオス・ウォーキング64.50点
2022-08-29シャッター アイランド65.91点
2022-08-29トランス・ワールド76.83点
2022-08-29トップガン マーヴェリック98.04点
2022-08-21残酷で異常66.90点
2022-08-21THE GUILTY ギルティ(2018)57.20点
2022-08-21ナイトクローラー77.24点
2022-08-21欲しがる女(2016)34.00点
2022-08-21運命じゃない人77.83点
2022-08-21恋するトマト87.80点
ディア・エヴァン・ハンセンのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS