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タイトル名 |
アメリカン・サイコ |
レビュワー |
仁太夫さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2002-12-01 18:06:40 |
変更日時 |
2002-12-01 18:06:40 |
レビュー内容 |
《ねたばれ》ですが、みなさん、あのラストシーンは“すべてはベイトマンの妄想”てことになさってますよね? ぼくは全く逆だと思ったんですが。あの弁護士の方がヘンなんですよ。ベイトマンはあいつ殺したのに、友人たちは誰が退場していなくなったかなんててんで気にしてない。バーや会社で話してても、相手が誰かすらわかってない……。こういう話だと思ってたんですが、どないなもんでっしゃろ。個人的には思い入れのある映画です。自分これ見たときは鬱病を患ってて、主人公見て一目で「あ、こいつも鬱やねん」てわかった。偏執狂的に身体ケアしたり名刺じゃんけんで負けてショック受けたりするシーンは「ああ、あるあるこんな症状」て思いました。終盤、公衆電話でパニクって抗欝剤ぼりぼり食べるとことか、見ててけっこう泣けましたね。ぼくは病気のとき傷つくのが怖くて外歩くのも怖かったけど、こいつは逆に他人を攻撃しないと怖くて生きてけない感じだったんでしょうかね。水準に達した映画なのかどうかわかりませんが、嫌いじゃないです。(でも原作の混沌さかげんはもっとイイ) |
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