みんなのシネマレビュー
サイン - bataashiさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 サイン
レビュワー bataashiさん
点数 7点
投稿日時 2003-03-27 01:39:30
変更日時 2003-03-27 01:39:30
レビュー内容
駄作とさんざん聞いていたので、期待しないで見たら意外と楽しめた。人間には偶然を運命や何かの啓示だととらえる人と、ただの偶然だととらえる人の2種類いて、ほとんどが前者だって台詞があったけど、アメリカでは(というか、日本以外では)実際そうなんでしょうかねえ。ま、過去の妻の死(という運命)を消化できずに前者であることをやめた牧師が、土壇場で妻の最後の言葉がある種のサイン(預言、啓示)であったと認めることで窮地を脱し、止まっていた人生の針を家族ともども再び動かすことが出来た、みたいなことですかね。妻の最後の言葉は意識が混濁して過去のちょっとした出来事の記憶から出てきたものととらえるか、未来の家族のピンチがわかっていての予言とみなすか。「見て」見回してバットを見つける、の他に、目をそむけている心の中を正視して、の意味も?重要なのは本当はどっちだったかではなく彼がどうとらえたか、なのでしょう。だからこれは「人は困難をどうやって乗り越えるか」(もしくは「どんな助けが人を救うか」)を描いたもので、手がかりが家族であり、宗教であり。日本人としてはわかりにくいけど、「神秘性」やら「啓示」やら「奇蹟(の具現化)」はキリスト教の重要なファクターなので、大げさすぎる設定だが、逆に極めて個人的な事柄に焦点を当てようとしているのかな。大風呂敷を広げといて細部が妙にチープだったりオチなかったりそこかしこに「ズレ」「違和感」があるのはコーエン作品にも共通する(女性警官ファーゴとかぶる!しかも役に立ってねー)可笑しさと怖さの同居があって個人的にはツボ。そもそもミステリーサークル出来悪すぎ。作り手の意図はおいといて松ちゃんのコントを対岸から見る感じで7点。
bataashi さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2003-03-27サイン74.15点
サインのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS