みんなのシネマレビュー
天才悪魔フー・マンチュー - 墨石亜乱さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 天才悪魔フー・マンチュー
レビュワー 墨石亜乱さん
点数 6点
投稿日時 2016-08-08 18:08:27
変更日時 2016-08-08 18:17:11
レビュー内容
ピーター・セラーズの遺作となったナンセンスコメディー

イギリス人俳優ピーター・セラーズは、1980年に54歳でこの世を去った天才コメディアンで、これはその遺作となった作品です。
作品としての評価は、公開当時(その後も)あまり高くありません。しかし個人的には「博士の異常な愛情-または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか-」「カジノロワイヤル」「ピンク・パンサー2」同「3」「名探偵登場」などと並んで〝愛すべき映画〟の1本です。

ピーター・セラーズの得意芸の一つが、珍妙極まりない変装。本作では奇怪な中国人フー・マンチューとその逮捕に人生を懸けた結果ヌケガラのようになってしまったスコットランドヤードのネイランド・スミスの二役ですが、フー・マンチューが登場するたびに変装するのでセラーズの(正体バレバレの)百面相が楽しめます。最後には某ロックスター風にも・・・。ストーリーは、ピンク・パンサー同様のシュールなだまし合いの応酬で、とても愛らしい映画です。

しかし、何より凄いのは、初老紳士の不条理なロマンチックコメディで名演と絶賛された「チャンス」と同時期の主演作だということ。この二面性は作品中の変装より、よほど名人芸です。
ただ、残念ながら現在はテレビ放映以外、海外版のDVD(字幕なし)でしか見ることができません。早く国内版のDVDやBlu-ray(できれば羽佐間道夫さんの吹替音声も収録して)発売されることを切に願います。
墨石亜乱 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-04-13ジュラシック・パーク97.60点
2022-09-06NOPE/ノープ66.32点
2022-09-06ブレット・トレイン76.66点
2022-08-19大怪獣のあとしまつ34.00点
2022-08-02ジュラシック・ワールド/新たなる支配者95.87点
2022-06-27最後の決闘裁判76.73点
2022-06-27ハケンアニメ!66.73点
2022-05-15シン・ウルトラマン86.31点
2022-04-08夢みるように眠りたい86.85点
2022-03-18THE BATMAN-ザ・バットマン-86.63点
天才悪魔フー・マンチューのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS