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十二人の怒れる男(1957) - ラーションさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 十二人の怒れる男(1957)
レビュワー ラーションさん
点数 9点
投稿日時 2004-03-10 17:43:37
変更日時 2004-03-10 17:43:37
レビュー内容
地味で理屈っぽい映画なのに、後味は最高。多分、これは論理という武器によるアクション活劇だからだろう。11人の敵にたった1人で立ち向かう勇者がどんどんなぎ倒していく爽快感。一つ気に食わないのは、無罪を主張した理由が被告が子供だから、というもの。全ての子供が無垢で純粋なわけではない。ヘンリー・フォンダの説得も、理論的にどうというよりは言葉巧みに相手を何となくその気にさせる、営業力。ここに、真実かどうかはこの世の中では重要なことではない、という厳しい現実を見た。
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