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十二人の怒れる男(1957) - レインさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 十二人の怒れる男(1957)
レビュワー レインさん
点数 9点
投稿日時 2012-07-10 07:00:03
変更日時 2012-07-13 17:27:43
レビュー内容
夏一番の暑さ、扇風機は壊れ、雨で湿度は増し、「早くかたづけようぜ」の気運が高まるシチュエーション。 生まれも世代も職業も社会的地位も異なる12人の会合は、 社会の縮図。 3回目の投票時に陪審員一人一人の顔を映すんだけれど、顔を見ただけで有罪か無罪かわかり、キャストの人選もよいのかと。 強面の3番(リー・J・コッブ)と4番(E・G・マーシャル、「スーパーマンⅡ」の大統領です♪)を並べた難攻不落の砦みたいなのもある陪審員室での、人命がかかった知力を尽くした論戦は見応えタップリ。 プロデューサーも兼ねるヘンリー・フォンダの8番は情の厚さに加え名探偵のようにスルドく、彼の熱意が伝染して白熱した場を生む手腕は監督シドニー・ルメットのものだけど、陪審員経験のある脚本家のシナリオがよくできているんだね。 聞くに耐えないような発言をする人には、無罪派のみならず同じ有罪派まで背を向けるフェアな精神もよく、推定無罪に持ちこんだ後3番に上着を着せる8番の図は、敵将同士の友情を思わせる。 彼は「自分が勝った」などとは思わず、ただ「終わった」とだけ思っているんだろう。 皆が去ったテーブルには、3番が拾い残した息子の写真の破片が寂しげに残り。 雨上がりの散開がすがすがしく、半世紀たってもリメイクが作られるほど面白い、シンプル・イズ・ベストの見本のような名作。
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投稿日付邦題コメント平均点
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