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ハロルドとモード 少年は虹を渡る - トントさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ハロルドとモード 少年は虹を渡る
レビュワー トントさん
点数 6点
投稿日時 2012-04-07 03:31:45
変更日時 2012-04-07 03:40:04
レビュー内容
なぜニューシネマは、こうも人を不快な気分にさせるのだろう。ついこの前まで、それがカッコいいと思っていた。だが、今、自分が世に出てみると、映画の、特にニューシネマで描いているような世界は、「変」だと思うようになった。お婆さんと感受性の強い、自立もしてないような男の子が結ばれるなんて話は、気持ち悪い。これじゃ三島由紀夫の「金閣寺」を読んだ時の不快感そのものだ。設定は面白いと思う。狂言自殺ばかりする男の子がいても全然不思議じゃない。一方、苦労しまくり、自由奔放なおばあさんがいても、これまた不思議じゃない。だが、この二人が結び付くという話が「変」なのだ。僕はこのお婆さんが、この男の子とセックスしないで、真っ直ぐに生きていけるような指南するような話だったら、この話は、本当に最高だと思う。でもそういう話にしないところがニューシネマのダメなところだ。もっと登場人物を愛せよ、と言いたい。愛したら、最後の車が崖から落ちて、男の子が踊りだすシーンなんて描けるはずないじゃないか!図式的に考えすぎだ。あのままでは、あの男の子はクズのままだ。僕はいっそあれで死んだ方がハッピーエンドだったと思う。あー、この映画もそうだけど、ニューシネマは理屈っぽくて厭だ。確かにベトナムでアメリカが色々答えを模索していたことは認めるよ。でも人間の幸せとは何か、という視座を失ってはダメだと思う。観たかった映画だったけど、正直がっかりした。
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