みんなのシネマレビュー
戦略大作戦 - 鱗歌さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 戦略大作戦
レビュワー 鱗歌さん
点数 6点
投稿日時 2014-11-17 23:00:22
変更日時 2014-11-17 23:02:22
レビュー内容
第2次大戦下のフランスを舞台に、精鋭部隊の決死の特殊作戦を描いた映画、と言う訳ではなくって、戦争そっちのけで銀行に眠る金塊の強奪作戦に走ってしまうのがまず、人を食ってます。今、こういう映画を作ると、「ああ、金儲け目当てで戦争する米国を揶揄してるのね」と、イデオロギー的に受け止められるところですが(もし本作にそういう意図があったんなら、大した先見性ですが)、本作の場合、そういうケチ臭い体制批判に走るんじゃなくって、もっと自由で大らかでバカバカしい、お伽噺みたいな方向ですね。ただしそうは言っても、彼らの快進撃に勘違いして舞い上がる将軍のエキセントリックな描写には、いかにも戦争というものをからかった風刺性が見られるし、また戦車を率いるドナルド・サザーランドが、飄々といい味出しつつ、敵軍に対しては、たとえ逃げ惑う相手だろうと殺戮しまくるあたり、ブラックなものがあります。一方、クリント・イーストウッドはこんな内容の映画でも苦虫噛み潰したような表情を見せ、これがユーモラスなんですけれども、同時にまた本作のかなり気合いの入った戦闘シーンにもこの表情が繋がって行ったり。と、なかなか一筋縄ではいかないクセのある作品ですが、中でもクセのあるのが終盤、うーむ、これはどうなんでしょう。マカロニのパロディはちょっと余計かな、という気もしちゃうし、戦わずに終わるなんていうアンチクライマックス、(よりによってイーストウッドが"Auf Wiedersehen"だなんてドイツ語を口走っちゃう画期的なシーンを見せてくれたにしても、あるいは彼らの姿が好戦的な将軍の姿と良い対照をなしているとしても、)やっぱりちょっと肩透かしだなあ、と。
鱗歌 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-06ベイビーわるきゅーれ76.71点
セルラー97.09点
騎兵隊86.00点
風来坊探偵 岬を渡る黒い風76.00点
恋愛準決勝戦87.10点
2024-05-05悪魔の赤ちゃん3 禁断の島74.75点
2024-05-04アルティメット76.22点
2024-05-04ゆすり(1929)95.63点
2024-05-01デッド・ドント・ダイ74.88点
2024-05-01ストレンジャー・ザン・パラダイス87.13点
戦略大作戦のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS