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タイトル名 |
HINOKIO ヒノキオ |
レビュワー |
承太郎さん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2006-03-28 00:36:14 |
変更日時 |
2009-05-26 00:03:28 |
レビュー内容 |
人生において必ず誰もが経験し、乗り越えなければならない苦痛というものがある。母親の死は確かにつらいものだろうがそれは乗り越えなければならないもので、主人公の少年があまりにふがいなく感じた。●ジュンが自分が汚れているといったのと、親戚の家に預けられていたということから、性的な嫌がらせを受けたと考えればいいのか?それが原因で男の子っぽく振舞っていたが、その傷がいえたので女の子として最後に現れたのだろうか?体を乾かしながら話しているときに燃やした雑誌に「ハレンチ~」とかいてあったのはその暗示か?いずれにしても説明不足に感じる。●ジュンがヒノキオにかなり心を許しているが、なぜなのか説得力に欠ける。●めがねの女の子が、中学生を雇ってヒノキオを痛めつけるよう仕組んだ事や、キャンプのときの様子、ジュンの笛を吹くシーンからジュンに好意を持っているのがわかるが、女の子同士でしょ?●ヒノキオが自殺する動機があまりに希薄すぎる。クラス内でヒノキオのバッシングが起こったときのあの先生の対応はないでしょ?ほんとに軍事目的だったのかも投げっぱなしだし。●死にそうになったときに、煉獄の塔へ入るときに空に浮かんだ巨大な目な何の意味があったのだろう。●ゲームは希望をかなえるための小道具として劇中に登場するが扱いが中途半端すぎる。現実の煙突に登らずにあのゲームを持っている友達の家へ行きゲーム内で願いを言えばよかったのでは?●「がんばらなくていい。死にたくなったらその前に思いっきり遊ぼう」というのもひっかかる。確かに「がんばらなくてもいい」といわれることで救われることもあると思うけど、この言い方だとちょっと危険。 |
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