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タイトル名 |
南極日誌 |
レビュワー |
目隠シストさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-09-30 17:27:07 |
変更日時 |
2007-09-30 17:27:07 |
レビュー内容 |
サスペンス部門での韓国映画というのは、やはり凄い。画面に引き込まれる感覚を覚得ます。本作の場合一面氷の世界。画面が代わり映えしないため密室劇のような印象を持ちました。徐々に追い詰められていく隊員たち。壊れていく自我。見応え十分です。ただ、状況が追い詰められていく後半は、この探検隊同様に観客も迷走します。キーアイテムの「南極日誌」にしても、隊長のトラウマにしても活かされているとは言い難い。というのも全部が壊れすぎていて、何がどうなったのか非常に分かりづらいから。人物の見分けが難しいこともその一因です。みな同じような風貌。同じアジア人の自分でさえ判別し難いのですから、欧米人が見たら全く区別がつかないのではないかと思います。不到達地点は、人の欲望の到達点。当然満たされる場所などあろうはずも無い。そのメッセージは伝わってきました。 |
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