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わが恋せし乙女(1946) - イニシャルKさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 わが恋せし乙女(1946)
レビュワー イニシャルKさん
点数 7点
投稿日時 2016-09-17 14:04:03
変更日時 2016-09-17 14:06:18
レビュー内容
木下恵介監督の戦後第2作。牧場を舞台に血のつながらない兄妹を描いた映画で、戦後の開放的な雰囲気も伝わってくるし、「陸軍」のあとに見ると、木下監督が自由にのびのびと本作を手掛けているのが分かる。いつしか妹(井川邦子)に恋心を抱いた兄(原保美)、しかし妹には好きな男(増田順二)がいて・・という展開はシンプルではあるが、この増田順二演じる野田を戦争で足に障害を負った設定にしているのは木下監督らしく社会性があるし、戦後1年ちょっとという時期の映画だけにまだまだ戦争の傷跡が生々しかったのだと感じることができ、これをリアルタイムで見た人々はきっと何か感じる部分も多かったのではと考えてしまった。妹に恋をしていて、母親(東山千栄子)も二人の結婚を願っている中にあって、それでも妹が本当に好きな相手と結ばれて幸せになることを願い、身を引く兄は切なさも感じるが、それ以上に妹の幸せを願う兄としての男らしさを感じられる。このクライマックスからラストにかけてが良いし、見た後の後味もよかった。今までなんとなく見るのを躊躇していて「はじまりのみち」を見たのをきっかけに見た映画だったが、見て正解だった。音楽はこれがデビュー作となり、ここから兄である木下監督の映画の音楽をずっと担当することになる木下忠司で、この点でも重要な映画だと思う。
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