みんなのシネマレビュー
何かが道をやってくる - ゆきさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 何かが道をやってくる
レビュワー ゆきさん
点数 7点
投稿日時 2016-05-22 04:11:09
変更日時 2019-08-09 14:32:58
レビュー内容
 物語の前半部にて語られる 
「何時か僕が年上になってやる」
「彼女は町一番の美人だった」
「貴方が必要なものは、特製のヘアカラーです」
 等の何気ない台詞の数々が、後半にて伏線となっているのが、実に見事。

 レイ・ブラッドベリの著作といえば「霧笛」を目当てに購入した「ウは宇宙船のウ」くらしか読んでいなかったりするのですが……
 本作のストーリーラインも、非常に秀逸だったと思いますね。
 主人公の子供が遊園地で不気味な体験をして、自宅まで追い詰められる事になるという点では「ヘンダーランドの大冒険」の元ネタなのかも?

「後の展開の為に必要な部分だったとはいえ、前半を観ている間は、やや退屈」
「大人になった主人公の回想形式である為、最後は無事に生き延びると分かってしまう」
 等の欠点もあるかも知れませんが、それらを補って余りある魅力を感じられました。
 特に後者に関しては、さながら途中から主人公が交代したかのように「主人公の父親」の方にスポットが当てられており
(もしかして、主人公の身代わりとなって親父さんが死んでしまうのでは?)
 とドキドキさせられるという、巧みな仕掛けが施されている形。

 逆回転する木馬に乗る事によって、大人が子供に若返るという、とても幻想的でグロテスクな場面も良いですね。
 程度の差こそあれど、大人なら誰しもが抱いていそうな「子供に戻りたい」という願望。
 そんな願望を刺激して、心の隙間に潜り込んでいく悪魔の姿が、実に恐ろしく描かれている映画でした。
ゆき さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-01映画ドラえもん のび太の地球交響楽88.00点
2024-02-17グリーンブック87.97点
2023-12-26あなたが寝てる間に・・・67.21点
2023-12-20メリーに首ったけ66.23点
2023-11-28メイズ・ランナー 最期の迷宮55.50点
2023-11-28メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮64.78点
2023-11-28メイズ・ランナー55.82点
2023-11-03魔法にかけられて67.05点
2023-10-24キートンの蒸気船87.78点
2023-10-19ロイドの要心無用97.36点
何かが道をやってくるのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS