みんなのシネマレビュー
夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY - 飛鳥さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY
レビュワー 飛鳥さん
点数 7点
投稿日時 2014-10-20 21:31:15
変更日時 2014-10-20 21:37:30
レビュー内容
小学生の頃を懐かしく思い出させる映画。
子供なりに感じる疑問、悩み、成長など、うまくストーリーに絡んでいる。
担任の学級会での強引な仕切り方や、子供の将来を決め付けるような自信たっぷりの説教がとてもリアル。
この手の教師って学校にたくさんいたような気がする。
大人と子供を完全に分けて考え、大人が上に立って子供をコントロールするものだと信じている。
決して悪い人間ではなく、あながち間違ったことも言ってない。
良かれと思っての指導なのだが、子供の心を理解することはできない。

この担任と両極にあるのがアツオの両親で、アツオと同じ立ち位置にいる。
子供の頃の気持ちがまだ残っていて、子供じみた馬鹿もやってしまう。
でも、大人も子供も同じ人間なんだということを教えてくれる。

だからといって、ああいう教師が不要とは思わない。
社会にでればこの手の人間など山ほどいるし、納得できないこともたくさんある。
そうした経験を社会の縮図としての学校でしておくことは、けっして無駄ではないのだろう。
大上段に物を言う大人がいて、同じ目線でものを言う大人がいて、それが子供にとっては健全な場なのかもしれない。

妹にめちゃくちゃにされた絵が入選してしまったり、本当は巨乳好きなのに貧乳の同級生を好きになったり。
一筋縄ではいかない世の中に戸惑いながらも、子供たちは大人への道を歩んでいく。
これといった大事件が起こるわけでもなく淡々と進んでいくが、ノスタルジーに浸って温かい気持ちになれる。
中島哲也監督の『嫌われ松子』『下妻物語』も好きだが、これもいい。
この監督は時間軸の行き来が巧いし、目線に優しさとユーモアを感じる。
ペチャパイ夏子のヌード掲載雑誌を身内が懸命に買い占めようとしたのに、あの大きな看板。
呆然とする姿が可笑しかった。
飛鳥 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2021-01-04シンプル・シモン67.40点
2020-12-31スウィート17モンスター36.80点
2020-12-27グリーンブック87.97点
2020-12-27家族を想うとき76.90点
2020-12-27運び屋56.98点
2020-12-27ひとりぼっちの青春47.78点
2020-12-26レスラー57.19点
2020-12-09ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド66.88点
2020-12-09プライベート・ソルジャー<TVM>77.94点
2020-12-09シング・ストリート 未来へのうた47.28点
夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKYのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS