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タイトル名 |
ウルトラヴァイオレット(2006) |
レビュワー |
ダブルエイチさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2006-06-27 23:14:16 |
変更日時 |
2006-06-27 23:14:16 |
レビュー内容 |
『リベリオン』信者の身としては、これはとうてい許されるべき作品ではない。そもそも、なぜミラを使ったのかが意味不明。もう彼女には、『バイオハザード』というアクション映画があり、そのヒロインとして定着しているわけだから。キャラが似通っているのに、なぜオファーをしたのか、なぜそのオファーを受けたのかが理解できない。また、ヘンに予算がついてしまったからなのか、序盤のバイクチェイスが浮いてしまっている。カート・ウィマー作品にあんなハデなシーンは不要。CGの完成度が高ければ文句は言わないが、今時日本でももう少しマシなCGを描けると思ってしまうぐらいの粗悪品だったのがワタシの怒りの火に油を注いでしまっている。あれならいっそ、アニメにしてしまったほうが良かったとさえ思える。SFとしての設定の甘さも気になるし(なんで髪の毛や服の色が変わるのか説明がナシ、鼻栓つけてるくせに口にはなにも保護するものがない)、ファージという曖昧な訳もおかしい(セリフではヴァンパイアといっていたのになぜそれを使わないのか)。個人的に見所であったガン・カタの演武も、ミラだからなのか『リベリオン』に比べ軽い印象が拭えない。クリスチャン・ベールがいかにすばらしい役者だったかというのが良く分かっただけの作品だった。この予算で『リベリオン2』を作って欲しかったなぁ。。。 |
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