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好色一代男 - ゆきさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 好色一代男
レビュワー ゆきさん
点数 3点
投稿日時 2016-05-22 08:51:55
変更日時 2016-05-22 08:56:23
レビュー内容
 こういったタイプの映画なのだから、性的倫理観は一時的にオフにしておこう……と覚悟を決めて観賞に挑んだのですが、予想を上回る衝撃を受けてしまいました。
 といっても、性的にインモラルという意味での衝撃では無かったのですよね。
 予備知識として仕入れておいた原作小説の「人妻との密通」「少年愛」などは、劇中では全く描かれていません。
 その代わりのように、主人公の独特の価値観、奔放な生き様が濃密に描かれていたのですが、それがどうにも面食らってしまう代物だったのです。

 他人の恋路を叶えてあげる為に、千両も払ってみせる姿は、そこだけ見れば確かに格好良い。
 けれども、そのお金は主人公が働いて稼いだ訳ではなく、父親を騙して持ち出した代物だったりするのだから、大いに興醒め。

 勘当された後に、何処か他所で一山当てて凱旋し、父親に借金を返してみせるストーリーなのかなと思ったら、それも全然違っていたのですよね。
 父親が病気で死に掛けていると知るや「しめた!」と喜び、ちゃっかり実家に戻って遺産だけ受け取り、再び女遊びに耽るような主人公には、流石に肩入れする事は出来ません。
 作中で「飯よりも女子が好き」と言いつつ、食欲に負けて愛する女を一人にしてしまい、不幸な結果を招いたりと、どうも一貫性が感じられない辺りも気になりました。

 そういった訳で、自分としては、あまり好感が持てないタイプだった主人公の世之助。
 それでも作中にて、彼と関わったお蔭で幸せになれた女性もいた事は、喜ぶべきなのでしょうね。
 最後の「船出」で終わる場面も、現実逃避というより、ずっと前向きな
「もっと沢山の女子と出会って、彼女らを幸せにしてあげたい」
 という主人公の願いが感じ取れる辺りは、好みの結末でした。
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