みんなのシネマレビュー
墨攻 - 塚原新さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 墨攻
レビュワー 塚原新さん
点数 9点
投稿日時 2007-04-17 23:47:38
変更日時 2007-04-17 23:48:01
レビュー内容
 原作は未読ですが、1エピソード・1つの城の攻防戦にしぼったドラマ作りは、成功していると思います。スペクタクルを堪能できる良作だと感じました。
 迫力を支えているのは、やはり、体を張ったスタントの人員たちで、また演出も人間同士が戦うことの「痛み」を感じさせるものであり、力強い作品に結びついていると思います。特に「痛み」は、攻防戦で死んでゆく人々の悲鳴や、処刑の残酷さなどを描くことで、観客に戦いの負の面を訴えていたのではないでしょうか。
 ヒロインの結末は、賛否あるようですが、私は決して無駄な死ではなかったと思います。エンディングの、主人公が戦いの虚しさを悟り、平和を訴えてゆくという、より大きく困難な目標への旅立ちは、希望を感じさせる物語であり、主人公をそこへ導いたのはヒロインの死であったからです。
 攻防ののち、王が主人公を邪魔に思い始め…というストーリー展開はありきたりですが、とっつきにくい題材において、ストーリーが単純でわかりやすいのは良い方向に働いていると思いました。多くの観客を意識した、エンターテイメント作品としての製作姿勢がうかがえるのではないでしょうか。
 アンディ・ラウの抑えた演技も作品に合っていて、バランスのとれた一本だと思います。そして、アジア発のスペクタクル歴史娯楽作、という作品であることを嬉しく感じました。
塚原新 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2010-12-10サロゲート35.36点
2010-10-21第9地区07.07点
2010-10-15ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃36.37点
2010-07-22容疑者(2002)45.91点
2010-05-30ペイチェック 消された記憶45.44点
2010-05-30パトリオット・ゲーム35.05点
2010-02-06消されたヘッドライン45.90点
2010-01-19アバター(2009)37.26点
2010-01-09マイケル・ジャクソン/THIS IS IT107.37点
2009-11-26ターミネーター426.29点
墨攻のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS