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隠し砦の三悪人 - すかあふえいすさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 隠し砦の三悪人
レビュワー すかあふえいすさん
点数 9点
投稿日時 2014-12-13 18:44:00
変更日時 2014-12-13 18:44:00
レビュー内容
この映画はまず「戦国時代の姫君と三人の悪人が、黄金を背負って敵中を突破する」という筋を知っていないといけない。
何故なら、肝心の主役格の悪人と姫君が登場するまでに30分も時間がかかるからだ。
それまでは戦場で手柄を立てて出世しようと勇んで出てきた太平(何やってんの平八)と又七(万造、侍を目指す)たちの愉快なコンビによる波乱万丈な場面を追うことになる。
予備知識無しで見た人は「そうか又八たちのユニークな物語なのかー」と勘違いするだろう。
いや実際そうなんだけどさ。
最初から太平たちを主人公として見るか、宣伝通りに雪姫と真壁六郎太を主人公として見るかでかなり見方が違ってくる。
そしてようやくメインの六郎太と雪姫の御登場だ。
メインディッシュとデザートが次々出るように流れがガラッと変わる。
又八たちは脇を支える漫才コンビとして立ち位置を変えてくる。
宣伝を見てきた人は「待ってました!」と思い、予備知識無しの人は「悪そうなサブキャラが出てきたなー」と思う。
そしてようやくジャケットの人物が誰なのかが判明する。
別のDVDの雪姫と六郎太のツーショットのジャケットならともかく、又八たち4人が居並ぶジャケでは判断がしにくいだろう。むしろそれが狙いの一つなのかもしれない。
泥にまみれながら懸命かつ愉快に生きる又七たち、利用しつつも結構思いやりのある六郎太、そして泣きっ面が最高に怖いが、本当は心根が優しく芯の強い、寝顔が可愛い太股のエロゲフンッゲフンッ男前な雪姫。
個性豊かだ。
特に六郎太の馬上での迫力満点な追撃、無駄に長いが見応え充分の決闘(あまりに長かったので「椿三十郎」のような一瞬の決着が生まれたのかも)。
しかし、ラストはどうなのだろう。
前には処刑台、後ろには脱出口!
兵衛の槍の唸りで二人を解放。
「志あるならば続け!」
颯爽と駆け抜ける雪姫、雪姫の侍女をヒラリと乗せ駆ける六郎太。そして兵衛の「裏切り御免!」
普通こういう場面は最高にカッコイ筈ずなのだが、好敵手との決闘を咎められて顔を鞭打たれた兵衛。
元々気遣いがある男ではあるが、「おまえの上司はカスだ!あたしそんな事しねーし!あーあー、どうせ死ぬんだ、直前まで遊べて良かったー!」なんて言われて同情してしまう兵衛。それでいいのか兵衛。何故だろう、何処か釈然としないのだ。
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