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タイトル名 |
リトル・チルドレン |
レビュワー |
カラバ侯爵さん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2008-01-09 03:23:51 |
変更日時 |
2008-01-09 09:06:06 |
レビュー内容 |
現状への不満を他で補おうとしていると、そちらのほうに夢中になってしまう主にふたつのエピソード(サラとブラッドの浮気、ラリーのロニー糾弾)。 要はどちらも浮気が本気になっちゃった話。 どうにもこの作家はそのシチュエーションに興味を持っただけの心理学習いたてで物語の作り方を知らない素人っぽい。 ラリーはばあちゃん殺しちゃって、その揚げ句ロニーの去勢にまで発展しちゃって痛い目みるものの、あの反応はショック状態にしかうつらないし、サラとブラッドに限ってはあれだけ破綻への向きを煽っておきながら、簡単な収束。 ドラマへの発展のさせ方を知らないんじゃないのかな、という疑問さえ抱く。
ナレーションの使い方も中途半端(説明の補完という最悪の使い方程度)。これならキャラクター各々のモノローグとして自身の行為を正当化する言い訳をちりばめた方が面白かった気がする。 |
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