みんなのシネマレビュー
若い人(1952) - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 若い人(1952)
レビュワー にじばぶさん
点数 7点
投稿日時 2008-12-15 22:08:15
変更日時 2008-12-15 22:14:54
レビュー内容
池部良と吹雪。
これはまさしく豊田四郎監督の『雪国』を想起させる雰囲気だ。
、、と思ったら、豊田四郎も同じタイトルの作品を1930年代に既に作っていたのかぁ。

女子校の教員で28歳の独身男と、17歳の女子生徒との恋愛を描いた文芸ドラマ。
骨太な感じではなく、どことなく軽く仕上がっている。
同僚の女教師の扱いがどうも中途半端で、その存在意義が理解できなかった。
教師と生徒との恋愛を描く上で、あの女教師を出す意味が分からない。
話の筋に女教師は要らない気がした。

杉村春子は相変わらず巧く、二重人格の様な母親役を貫禄十分に演じている。
酔いつぶれたろくでなしの母親、献身的に男を看病する女性。
その全く対照的な二役を、本作では見事演じきっていた。
さすがと言わざるを得ない。

そして市川崑監督。
初期の頃には本作のような文芸作品を作りながらも、戦争映画、ドキュメンタリー、そして後期には『犬神家の一族』の様な娯楽サスペンスまで作ってしまう辺り、底知れぬ幅の広さを感じた。
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-29そして僕は途方に暮れる99.00点
2024-05-28明日は来らず66.60点
2024-05-27一分間タイムマシン(2014)57.00点
2024-05-27良いビジネス55.00点
2024-05-27かざあな88.00点
2024-05-25コレクター(1965)87.32点
2024-05-25わたしの見ている世界が全て88.00点
2024-05-23人生は四十二から67.75点
2024-05-21逃避33.00点
2024-05-20居酒屋兆治76.30点
若い人(1952)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS