みんなのシネマレビュー
ザ・マジックアワー - よねQさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ザ・マジックアワー
レビュワー よねQさん
点数 7点
投稿日時 2008-06-09 18:34:41
変更日時 2008-09-05 13:49:11
レビュー内容
誰だって主役としてスポットライトを浴びたいだろうし、同じ立つなら大きなステージに立ちたい。それは俳優の世界に限らず、どの世界でも同じだ。
だけれども、そんな立場で活躍出来るのは本当にホンの一部。脇役ならまだマシな部類で、通行人やらスタント程度のポジションが関の山。僕らを含めた殆どの人がそんなところだろう。
そんな自分を「駄目だ」と言ってしまうのは簡単だけど、ひたすらに上を目指し、何かに一心不乱に打ち込む事は決して無駄にはならない。そしてその姿は、大抵美しく生き生きとしているものだ。
残念ながら自分では余り気付かないのだが。
劇中で佐藤浩市扮する村田大樹が、偶然に“ラッシュ”を見ることにより、「それ」に気付くシーン、これが良かった。
過剰な演出をする訳でもなく、ただ表情のアップだけで描ききったこのシーンは、円熟の演技を見せた佐藤氏の好演と相まって劇中人物への共感と静かな感動を与え、笑うだけの「喜劇」に絶妙のスパイスを加えていたように思う。
劇中における“マジックアワー”とは、「光り輝く時。いつかはきっと私(あなた)にも」的な語られ方をしているが、「マジックアワー = 一番美しく輝く瞬間」だとすれば、村田大樹は「ラッシュ」を見た時点で“マジックアワー”の一つが実はもう訪れていたと気付いたとも言える。
「美しく輝く」とは何も頂点を極めることばかりでは無い筈だ、と。  
人に対する温かさや優しさを、分厚い“笑い”でグルグル巻きにする「三谷マジック」は今回も健在でした。次回作が今から楽しみです。
よねQ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2008-09-09ストレンヂア -無皇刃譚-66.16点
2008-07-20マスター・アンド・コマンダー76.14点
2008-07-20パズラー<TVM>32.31点
2008-07-2010億分の1の男44.11点
2008-06-09ザ・マジックアワー76.69点
2006-07-30天河伝説殺人事件44.12点
2006-07-30天と地と62.62点
2006-07-30ゲーム(1997)76.64点
2006-07-30木曜組曲46.80点
2006-07-30ジュラシック・パーク97.60点
ザ・マジックアワーのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS