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タイトル名 |
潜水服は蝶の夢を見る |
レビュワー |
Sugarbetterさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-01-27 15:45:44 |
変更日時 |
2011-01-27 15:45:44 |
レビュー内容 |
"生きる"とはなにか、そんなことを見終わった後に考えさせられる作品。
主人公は脳機能は生きているが、まばたきしか出来ない。それでも生きていた。必死に"まばたき"で言葉を綴っていた。
実話に基づく作品だということなので、どこまでが実話でどこからがフィクションなのかがわからないが、主人公が必死に生きた、これは確かなことだと思う。
若干酔うが、主人公の見ている映像を観客が見るという作り、すなわち主人公と"目"を共有するという演出は、とても感情移入しやすい。 しばしば、本当に自分に話しかけられているような錯覚に陥った。
随所に挿入される、主人公の想像から生まれる映像も美しい。
この作品がこれほど高い評価を受けたのは、実話に基づくからだと思うが、自分もこの"主人公"が綴った本を読んでみたくなった。 |
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