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僕の彼女はサイボーグ - K&Kさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 僕の彼女はサイボーグ
レビュワー K&Kさん
点数 4点
投稿日時 2021-12-06 01:29:25
変更日時 2021-12-06 01:37:06
レビュー内容
ドラマ“JIN-仁-”のキャストが多く出ているから、なにかそんな流れ的なものがあったのかもしれないけど、どうなんだろ?
第一印象は良く言えば元気な邦画。言い換えると、あちこちに違和感を感じる展開が。監督が韓国の人だそうで、なるほど日本を舞台にした韓国映画って考えると、そうオカシなコトでもないかもしれない。

だけどペットのイグアナを食べる(言葉の説明だけで良いのに生々しい生首映す)。カレー食べてる時に大声でカピパラのフンを食べる話をクドクド。子供のフライドチキンを盗み食い。2008年にロボットダンス。こういうの、どう解釈すれば良いんだ?文化が違うと笑えるのかな?
ジロー(ひとりっ子なのにジロー)の子供時代にしてはレトロ過ぎたり、実の母が高齢だからと祖母を装うとかって設定、ちょっと聞いたことないし、そもそもあの長い帰省シーンの意味がわからない。主人公の部屋(あんな物件学生は住めないだろう)のキッチンの窓から見える、怖い男の看板も、何か意味があるのかと思ってたけど、特に意味はなかったのかな。
イグアナのラウルが後半猫になって帰ってきたの、ここの意味もわからなかった…(猫が昔飼ってた初代ラウル、イグアナが2代目ラウルってのは、wiki観てわかりました。)ターミネーターのオマージュが多いから、サラ・コナーのペットのパグちゃん(イグアナ)にしたのかな?

突然の大地震。CGは当時の日本映画にしては迫力あるなと思ったけど、ストーリー上何の伏線もなかったと思うし、唐突に思えた。
違和感はたくさん感じるけど、誕生日に突然現れる名も知らない彼女との交流は面白く(ここの無銭飲食は目を瞑ろう)、1年後のちょっと違う彼女との生活もロマンチック。アラレちゃんみたいな強すぎる彼女(結局名前、付けないんだな)も、当時の“何でもやってみせる”綾瀬はるかが見事に演じてたと思う。演技も頑張ってたけど、マバタキしないのが一番頑張ってた。
だけど、停止したサイボーグ(しばらく一緒に過ごした)と入れ替わりに、未来人の彼女が現れても、容姿は一緒かもしれないけど、違う存在だよなぁ…って思ってしまうなぁ、どうなんだろ?
でも、私が批判っぽく書いたことを、日本人の口に合うように直したって、せいぜい素人のラノベ作品程度。この映画より面白くなるとも思えない…
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