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ボルト - 激辛カレーライスさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ボルト
レビュワー 激辛カレーライスさん
点数 10点
投稿日時 2014-02-21 06:39:22
変更日時 2023-01-31 21:21:13
レビュー内容
ニューヨークの野良猫「黒猫ミトンズ」は、路地裏でずっと自分を捨てた飼い主を恨んでいた。そして世間知らずの「白犬ボルト」に出会う。ボルトは、飼い主の少女ペニーを信じて疑わない。だから旅の途中で(ボルトと)対立して別れたが、「ハムスターのライノ」と共にボルトを追いかける。最初はあんなに嫌っていたのに。●つまりこの映画の「真の主人公」はミトンズ。捨猫から、ペニーの家の愛猫になった。ニューヨークからハリウッドへの旅は、黒猫にとって大冒険だった。鳩をいじめる意地悪な猫から、大きな試練を乗り越えて、優しい猫に変わった。たぶん、もう二度と鳩をいじめないと思う。●さて、タレント犬から「ふつうの犬」になったボルト。その展開は地味に見えるが、実は以前より幸せになった。だってボルトは人間じゃなくて「ペニーの飼犬」なんだから。ペニーと一緒に暮らすこと、それが一番の幸せ。エンディングの、(スペシャルに可愛い絵の)アニメーションが素晴らしい。●嘘臭くない、地に足のついた「名作」だと思う。「いつもの嘘っぽいディズニーアニメだろ」と、ずっとバカにして観なかったことに反省。ちなみに、同じハワード監督の『ラプンツェル』も素晴らしかった。★10点!
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