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アメリカン・サイコ - 眉山さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 アメリカン・サイコ
レビュワー 眉山さん
点数 8点
投稿日時 2021-05-15 02:55:44
変更日時 2021-05-15 02:57:48
レビュー内容
どこまでが現実でどこからが幻想かよくわからないし、最後もスッキリしないまま終わります。勝手に解釈してくれ、という感じです。詳しくは知りませんが、「スターウォーズ」や「スーパーマン」的な明快さを求められるアメリカでは、さほどヒットしなかったのではと推察します。
しかし、現実か幻想かなどどうでもよくて、描きたかったのはアノニマスの世界なのかなと。考えられ得るかぎりの猟奇的な罪を犯して(または妄想して)さえ、誰にも関心を持たれない孤独というか恐怖というか。周囲には同類の仲間が多数いるが、会話の中身やお互いのアイデンティティには無関心。ただ行きつけの店とか、名刺とか、表面的な差異でしか自分を測れない。なんとなく、サザンオールスターズの往年の名曲「ミス・ブランニュー・デイ」を思い出しました。
最終盤、秘書が主人公の〝デスノート〟を見つけるシーンがありますが、その表情には戦慄というより憐憫が浮かんでいたように思います。ようやく主人公の内面を知る人物が現れたわけで、ここにはささやかな救済の意味が込められていたのかなと。まあ勝手な解釈ですが。
なお、ディカプリオが主役になっていた可能性もあったとか。それならそれで嬉々として演じたでしょうが、狂気のディカプリオはもう見飽きた気もします。クリスチャン・ベールで大正解だったんじゃないでしょうか。
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