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ある戦慄 - にじばぶさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ある戦慄
レビュワー にじばぶさん
点数 8点
投稿日時 2015-03-15 01:39:30
変更日時 2015-03-15 01:46:47
レビュー内容
描かれていること自体は、「チンピラが電車内で暴れる」だが、その背景には興味深い主張が感じられる。

登場人物それぞれに象徴された“人間の種類”。

日頃、大きな口を叩いているくせに、いざとなったら何もしない人間。
日頃、強がりを言ってるくせに、いざとなったら何もできない人間。
老人や女性は、日頃好き放題言っているが、危機的状況では結局、無力で役に立たない。
恋愛男女も、イチャイチャするだけが能で、危機的状況では役に立たない。
元々、役に立たなそうな人間は、やっぱり危機的状況でも役に立たない。
日頃、大きな口は叩かず、温和で控え目そうに見える人間が、実は危機的状況を打開する。

、、といった具合に、様々な人間が危機的状況で、どんな立ち振る舞いをするか?が、とても興味深く描かれている。
こういう視点で観ると、とても面白いし、ただ単にチンピラが暴れまわるだけの映画ではない。

自分は、この映画の登場人物の中で、誰に一番近いか?
それも考えさせられる。

バイオレンス映画ではなく社会派映画。
パニック映画ではなく、人間観察映画。
人種差別・女性差別映画ではなく、超現実的映画。
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