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マーサ、あるいはマーシー・メイ - mikiさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 マーサ、あるいはマーシー・メイ
レビュワー mikiさん
点数 9点
投稿日時 2013-08-19 14:57:52
変更日時 2013-08-19 20:37:54
レビュー内容
静かで淡々としたドラマですが、どこか深い魅力を潜めている、一部の人に崇拝されそうな作品。集団施設から抜け出したマーサ(理由は定かではない?)、直ぐに施設の若い男に見つかりますが、「好きにしろ。」とマーサを連れて行こうとしない。なぜか?施設にいた時、仲間が一般人を殺害するのを目の当たりにしているマーサ。口を割られる恐れは無かったのか?姉夫婦の別荘で過ごすマーサは、自ら施設へ電話をします。なぜ?頭から離れない意味深過ぎるラストシーン。彼らはきっとマーサが通報しない、誰にも話せない、話さない事を確信していたに違いない。姉に真実を話して、と迫られても「分からないのよ!」と感情を露わにする。何故話さないのか?と観ているこちらもかなりイライラさせられるのですが、正にそこが『洗脳』の真の恐ろしさ、監督が観客に伝えたい、マーサが感じる『現実の曖昧さ』、なのかもしれない。湖の向こう岸にいた男(ラストシーンの男?)の意味するところは?もはやここまで浸り切ってしまったマーサには施設に戻るしか、『普通の現実』に戻れないのでしょう。頭から離れない意味深過ぎるラストシーンが示すものは一体…?OPからの食事シーン(完全な男尊女卑)に、中盤のパトリックの子、男の子しか産まれないという台詞の裏にある真相、射撃練習のシーン等、カルトの不気味さなども際立っていました。(ジョン・ホークスが非常に良い味出してます)兎に角エリザベス・オルセンが光ってました。浮いた感じが全く無く、自然な笑いや、こちらを見つめる吸い込まれそうな瞳、そして四つん這いで床を拭く、際どすぎる胸元(←ここヤバ過ぎ!ふぅ…)等、熟練に感じられました。うーん、もう一度観たい。ドラマ自体は淡々と淡白ですが、場面切り替わりの演出等(一部本気で騙されたシーンあり)光るものがあり、この点にしたいと思います。
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