みんなのシネマレビュー
風立ちぬ(2013) - どっぐすさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 風立ちぬ(2013)
レビュワー どっぐすさん
点数 8点
投稿日時 2013-07-24 02:21:03
変更日時 2013-07-24 15:33:05
レビュー内容
宮崎監督としては、今までと違う手法の作品であることは間違いないです。
子供を意識していないためか、客が見たいものを見せるより想像させる描写が多く、夢のシーンを除いたらすごく普通の大人向け映画です。
情感あるシーン、盛り上がるであろうシーンも過剰にならず、ひっぱらずに早いテンポで物語は進みます。
言葉でメッセージらしきものを語ることもありません。
主人公の行動を見ていると、監督自身の自伝でもあるような感じがします。
途中で始まり、途中で終わるかのように余韻は感じませんが、すなわちそれが「生きること」でまだ先があるというメッセージのように思います。
2度3度見て味わい深く、子供にはよくわからんけど印象に残るような作品に思います。
宮崎監督が初めて大人の視点で映画を作ったということは、逆に子供向けの映画では主人公の2,3日の行動にベッタリつかないと子供はついていけないという手法の違いを見せてくれたことで勉強になりました。
声優、音響など宮崎監督ならではの試みもありますが、成功しているかは別として自分はこの考えは肯定します。
しかしヒロインの端正な顔はもう飽き飽きです。美人って人の数だけ細い美人やふっくらした美人やタレ目の美人もいるのに、ジブリ作品の美人は同じ役者が衣装を変えているだけのように見えてしまいます。
子供の描写はおそらく世界一なのに、絶世の美女となるとどの作品も同じ顔になってしまうのが、不満ではあります。
しかし単純に泣けたいうことでは語れない密度を持った作品であると思います。
何が起こっても状況を受け止めて行動している主人公の描写、悲惨な震災や戦争に対して不平不満を言わず(そういう描写は省かれている)一歩引いた目で「状況」として捉えて行動している描写自体がメッセージのように思います。
紙ヒコーキのシーンは実に映画的な名シーンだと思います。
どっぐす さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-12-20ゴジラ-1.087.26点
2023-10-19沈黙の艦隊(2023)75.50点
2021-06-08ゲド戦記43.68点
2019-11-28i 新聞記者ドキュメント86.66点
2019-08-02惑星ソラリス87.00点
2019-07-03新聞記者96.08点
2019-06-04空母いぶき75.13点
2019-06-04ゴジラ キング・オブ・モンスターズ86.35点
2019-05-10恐怖の報酬【オリジナル完全版】77.55点
2019-05-10恐怖の報酬(1953)57.77点
風立ちぬ(2013)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS