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タイトル名 |
終戦のエンペラー |
レビュワー |
元祖さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2013-08-13 02:12:12 |
変更日時 |
2013-08-15 11:53:59 |
レビュー内容 |
日本映画に感じる雰囲気は、割と「落ち着く」ものが多い。特に自然をうつしている作品はそう感じる。しかし、この作品は緊張感が常に走っていた。
その緊張感が、ふっと昭和天皇とマッカーサーの対面以降、どこかへいってしまった。戦争のやりきれない緊張感が、戦争の抽象的原因とされていた昭和天皇が人間的に振舞うことで、なくなったのだと思う。
この、終盤まで常に抱かされた緊張感、これが映画としての面白みかと言われると、そうではないんだよなぁ。 戦争にまつわる責任問題と、そこに恋の物語がちょっと半端に入ってしまっていて、一貫してのドラマとして観られなかった印象。 |
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