|
タイトル名 |
それでも夜は明ける |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-10-20 01:21:23 |
変更日時 |
2019-02-15 00:50:09 |
レビュー内容 |
じわじわっと何かが起こりそうで起こらずに進む展開は現実味があって良いのだが、そのまま特段の変化がないまま最後まで至り、しかも肝心なところでは救世主ブラピがミラクルのように解決してしまうとなると、拍子抜けの感は否めない。結果、12年という年月の経過があまり表現されていないことにもなっている。絞首シーンの延々続く静寂の引っ張りなど、強烈な演出の切れ味もいくつもあるんですけどね。●再見して、定点カメラで屋敷や周囲の林を背景に押さえたショットの数々が印象的だったので、+1点。考えてみれば、奴隷生活とは、人から言われたとおりのことをその場でするだけであって、自らの意思で動く場面というのがほぼありえない。そのことと一致した撮り方をしているので、作品に不思議な奥行きがあります。 |
|
Olias さんの 最近のクチコミ・感想
それでも夜は明けるのレビュー一覧を見る
|