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タイトル名 |
さらば冬のかもめ |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-05-28 20:58:34 |
変更日時 |
2010-05-28 20:58:34 |
レビュー内容 |
ラストの方で、追いかけながら銃を出した時、今までのニューシネマならバッドエンドが多いので「やめろー!撃つなー!」と心の中で叫んでいた。でもこの映画は違った。任務は無事、終わるのだが、最後まであの青年が自由になるのでは?と期待して観ていた。が、それもなく、結局この映画は、護送する彼らなりに良かれと思って、青年に色んなことを体験させるという話だ。刑務所から出る頃には女に興味がなくなっているかもしれないので、女郎屋へ、と思う気持ちは優しいものだ。この話の後、ニコルソン演じる水兵は何事も無かったかのように今まで通りに過ごすんだろうなと思うのだが、ベトナム戦争で国内が乾いている時、こんなささやかな優しさも貴重だぜ、というメッセージを感じた。 |
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