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タイトル名 |
恋人たち(2015) |
レビュワー |
タケノコさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2017-05-09 01:08:01 |
変更日時 |
2021-03-07 20:59:13 |
レビュー内容 |
しかしまあ、、主演の三人、これだけ幸うすそうな連中をよくそろえたもんだ。 思ったこと、結論から。三人の人生には同情するが、生き方にはあまり共感できない、そんなところ。 アツシさん。 犯罪被害者の遺族という立場は大変だろう、と同情する一方で、その不幸にあぐらをかいているような気がした。誰だって、僕に手を差し伸べて当たり前だろう? っていう。 瞳子さん。 ダンナさんは最後に優しさを見せた。でも、今まで彼に受けてきた扱いを許せますか? まるで家政婦同然の扱われ方だったし、殴られもするし、時には性欲処理のはけ口として、、私なら許せない。 四ノ宮さん。 弁護士 (エリート) であり、LGBT。う~~ん、コメント難しいな。人と違う生き方にはそれなりの覚悟がいる、ってことで。 わずかの出番ながら、リリーさんのテキトーさには笑えた。所詮、他人の悩みごと、なんだろう。たぶん、僕もそうだ。ここで、ちょっと気がついた。だから、初めから三人に感情移入するべきではなく、あなたならこの「三人」にどう接しますか? こう観るべきなんだ。(もちろん、観る人の人生によりけり、だけど) 個人的には、生きることの苦しさをより強調した本作よりは、ライトな雰囲気の「ハッシュ!」や「ぐるり」のほうが好みではありました。 |
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