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タイトル名 |
ぼくは明日、昨日のきみとデートする |
レビュワー |
Yuki2Invyさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2023-01-24 21:50:04 |
変更日時 |
2023-01-24 22:04:53 |
レビュー内容 |
私は、二人が出会って幸せな時間を共有し、そして悲しくも美しく別れてゆく…とゆーのが恋愛映画の本質だと思って居るのですが、今作はその「別れの理由」として、高度にSF的でごくテクニカルな設定を用いているのでして、ソレによってつくり出される状況とゆーのは率直にかなり特殊なモノだとも(やはり)思うのですよね。ともすれば、その状況自体は多少分かり難い・理解し難いというモノであるのはコレも確かかと思います。しかし、その状況によって作中に描き出される恋愛映画としてのエッセンスとゆーのはどれも、一般的な恋愛や或いは市井のとある人生においてもまた、却ってごく普遍的なモノである様にも思われました。即ち、決して逃れ得ぬ別れや、自分の為の「恋」が相手の為の「愛」に変わってゆくサマ、そして分かち合ったとある幸福な一瞬が永遠となって時空を、その生きる時間の総てを超えてゆくという奇跡。私には今作、恋愛の本質的な美しさが(むしろ)とても「分かり易い」映画だった、とも思われました。好く出来た作品だと思いますね。 |
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