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タイトル名 |
ドント・ブリーズ |
レビュワー |
ロカホリさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2016-12-27 23:20:12 |
変更日時 |
2016-12-27 23:22:40 |
レビュー内容 |
寂れた町の一軒屋にすむ盲目の老人の家に強盗に入る男女三人組。仕事は楽なはずだった、という舐めてた相手が実は凄かった系のお話。面白そうな雰囲気はあったけど色々と雑だった。タイトルが「呼吸をするな」なので呼吸が肝になるのは分かりますが呼吸にこだわったのが難点でもあった。家に侵入して廊下でアレックスが歩いてきた老人をやり過ごしたシーンがありましたが、絵面的には良い演出のつもりなのかもしれないけど老人が無反応だったので「あー、感性鈍いんだなこの人」と激しく萎えました。視覚が失われた代わりに嗅覚、聴覚、触覚なんかが研ぎ澄まされているのかと思ったらそんなコトも無く、たまに思い出したように侵入者たちの足音や物音に反応して銃をぶっ放し捕まえたら殴るか首絞めるだけの演出もワンパターンで凄さも恐怖も感じなかった。地下室に加害者の娘を拉致監禁して自分の娘を生ませようとしていた辺りの話は尺稼ぎの蛇足でしかないし丸々カットで良かったな。戦争で失明し妻には先立たれ愛する娘は事故死という不幸の塊のような老人が、あの地下室での狂人じみた行いのせいでどっちつかずになってしまった。老人側に立って観ていたた客もどうしよう?って思っただろうな。まあ超感覚の持ち主の盲目老人がヤラれる側になる可能性を考えてない若造どもを締め上げる映画なんて思っちゃった人はガッカリでしょうね。 |
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