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追憶(2017) - あにやん‍🌈さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 追憶(2017)
レビュワー あにやん‍🌈さん
点数 7点
投稿日時 2017-05-08 21:28:31
変更日時 2017-05-08 21:28:31
レビュー内容
 今の役者さん達で今の時代を描きながら、そこはかとなく昭和。でも、その愚直な作り、嫌いじゃないです。

 殺人事件をめぐる刑事の物語ではありますが、ミステリーとかサスペンスとかではなくて。刑事のドラマが中心で、犯人が誰かはそんなには興味ない作り、ちょっと市川崑監督の『幸福』を思い出しました。

 やや不満の残る部分もあります。尺が短いためにそれぞれのキャラが最初から明確なイメージで登場して、そこから大きく変化する事なく過ぎてゆくとか(ずっとしかめっ面の岡田准一)、あちらこちらに「偶然」が散りばめてあるとか、長澤まさみの扱いが中途半端だとか、殺人事件の当事者達の感情が省略されるとか。
 ですが、役者さん達それぞれの不幸っぷりが上手くハマっていて、それはリアリズムとは別の世界のものではあるのですが、独自の寒色の映画世界が築かれていて。特に安藤サクラは不幸っぷりが画になる人で。

 映画は過去の記憶を留めつつ、今日を、そして未来を生きてゆこうとする姿を描きます。幾つもの不幸と悲劇を描きながら、それでもなお、新しい生命に明るい未来が託されてゆきます。それは、この映画そのものに込められた想いにも重なって。日本の風景、日本の色、日本の空気、そして日本の人を画として残そうとしているようで、その真摯な姿勢を「古臭い」とかで片付けたくはないと思いました。あとは継ぐ者の問題、かな。
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