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タイトル名 |
千と千尋の神隠し |
レビュワー |
飛鳥さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2013-12-04 23:56:23 |
変更日時 |
2013-12-04 23:56:23 |
レビュー内容 |
異界に紛れ込んで特殊浴場で懸命に働く千尋に、平凡な少女が成長していく過程が見て取れる。 湯バーバ、カオナシ、坊、御腐れ様など、キャラクターの魅力が満載なのは宮崎映画ならでは。 特にカオナシと坊は、現代の病める人を象徴するかのよう。 千尋が名前を奪われるのはアイデンティティの喪失がテーマにもなっている。 ハクが湯バーバの弟子になった理由は明確に描かれておらず、その存在がいまひとつピンとこない。 川が埋め立てられたことに関係するのだろうが、他にもいろいろと説明不足の部分があり、でもそれはあえて曖昧にしているようだ。 メタファーの多いファンタジーで、ストーリー性の薄い苦手なタイプの作品。 |
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