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タイトル名 |
グリーンブック |
レビュワー |
元祖さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2021-11-27 22:41:09 |
変更日時 |
2021-11-27 22:41:09 |
レビュー内容 |
ひと悶着ある度に、トニーはどんな気持ちでいるのだろうか。 ドクはどんな想いでいるのだろうか。
最初は開いていたなんてものじゃない距離が、 実はゼロ距離だったのだということを、 トニーはもちろんドクも気づいていったのだろうと思う。
「南部に行くドクの勇気」とセリフにあったが、 それは片側だけの勇気ではないだろう。
凝り固まった四十肩のような、しかも痛みを増すような社会の中で たった二人は、されど二人は間違いなく同じになった。
他の映画だと、一方的である描写が多いとおもってしまう中で この映画は一方的では済まさない、痛快ではなくオデンのような染みた心の動きがある。 |
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