みんなのシネマレビュー
運び屋 - アラジン2014さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 運び屋
レビュワー アラジン2014さん
点数 5点
投稿日時 2019-10-13 11:00:41
変更日時 2022-04-22 13:42:00
レビュー内容
皆さんの評価が高いのが驚きでした。。確かに出演陣も超豪華、各シーンも非常に素晴らしい出来でラストまで目が離せないのは事実ですが、でもこのおじいちゃんは何かが間違っているし、結局何が言いたかったのかよく理解できなかったというのが正直な感想です。

家族が大切だということはよく伝わりましたが、それは至極当たり前のことであって取り立てて加点につながるほど説得力があったとは思えませんでした。また、裁判で本人が反省し真摯に罪と向き合うことも素晴らしいことですが、これもまた正常な人間であればある意味当たり前のことです。むしろ89歳になって大罪を犯してから改心とかって完全に遅すぎ(手遅れ)でしょう。その彼が幸せそうに刑務所で花壇をいじっていても何も響きませんでした。
あと気になったのは家族の在り方です。おじいちゃんは犯罪で得た金で孫の結婚式を挙げ農園を買い戻した訳ですが、これは絶対に許されない行為、家族に対する最大の裏切り行為であるはずです。本来なら家族一同おじいちゃんに対してガッカリすべきところですが、この映画では終盤家族が一致団結しておじいちゃんを擁護してしまいます。まあ心境は判らなくもないですが、とても違和感がありました。

過去を振り返るとイーストウッドが作った映画で素晴らしいと感じたのは「許されざる者」「パーフェクトワールド」の時期までで、その後の映画はひどく退屈で小難しい理屈を並び立てるだけの映画しかなかったような印象です。本作もアメリカンスナイパーなどと同様、一見すると完成度が高いように見えて、実は価値観の押し付けが酷くまるで深みがない作品だったように感じます。(各シーンや全体の雰囲気は非常に素晴らしいのですが)
アラジン2014 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-21新・座頭市物語87.15点
七人の侍88.59点
2024-01-19極道の妻たち 三代目姐65.33点
2024-01-19極道の妻たちⅡ44.00点
2024-01-12コン・エアー76.37点
2024-01-12ザ・ロック87.83点
2024-01-05Dr.コトー診療所44.58点
2024-01-04青天の霹靂76.64点
2024-01-0476.67点
2024-01-04オータム・イン・ニューヨーク54.16点
運び屋のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS