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タイトル名 |
火口のふたり |
レビュワー |
ろにまささん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2020-10-11 22:51:24 |
変更日時 |
2020-10-11 22:52:41 |
レビュー内容 |
まーうまいことやりましたね。 気だるそうでいてそれほどやさぐれているわけでもない柄本さん、なんだかマリッジブルーなのか妙なスイッチが入っちゃってる瀧内さんということで、登場人物はほぼ二人、いやほとんどのシーンで『繋がっている』ので一人芝居なのかと錯覚するほどの様相。 ボカシが入っちゃう感じだったので表現としてはMAXイってるのかなと思いつつ、変にセリフでいうところ、いわせるところなんかもあって。脚本的に上手いのか下手なのかよくわかりませんでした。 直子のほうは一応、結婚直前ということで不貞にあたるハズなんだけど、婚約者である『自衛隊』は登場しないし、物語の焦点が二人に定まっているのでヤイノヤイノ騒ぎ立てるようなこともなく進行。 この辺がうまかったですな。 ホント『セックス』にだけ特化した作品でしたわ。 最後の富士山噴火と二人の頂点を掛け合わせたようなエンディングに、見る者の心にはただしんしんと灰が降り積もるだけなのでした。 |
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