みんなのシネマレビュー
君たちはどう生きるか(2023) - 勾玉さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 君たちはどう生きるか(2023)
レビュワー 勾玉さん
点数 6点
投稿日時 2023-07-19 17:49:51
変更日時 2023-07-19 17:49:51
レビュー内容
個人的には事前情報を徹底してカットした今回のアプローチはとても良かった。
鑑賞後に物足りなさを感じたのは事実だし、人に勧めたくなるほど面白い訳でもなかったが
上映開始に至るまで完全にベールに包まれている映画の鑑賞というのは、
めったに出来るものでは無いし、このドキドキ感を味わえただけでも良い経験が出来たかなと思う。
前述した通り、事前情報無しがこの映画の良いところの一つなので
未鑑賞者はこの先で述べるネタバレ感想は見ないことをおすすめする。

※ネタバレ感想
「異世界に迷いこみ数々の試練を乗り越え、精神的に成長して現実世界に戻ってくる」
こういった筋書きはジブリだけで見ても、既に「千と千尋の神隠し」と「猫の恩返し」でもやっているが
このテンプレートでしかない安直な構造の物語を、何と宮崎駿の最終作でもなぞっている、
もっと端的に言えば時代背景と登場人物を変えただけの千と千尋のセルフコピーのような印象すら覚えてしまった。

この既視感によるマイナス要素を除いたとしても、そもそもこういった異世界を舞台にした物語は
荒唐無稽な展開が許されてしまうし、いくらでも話の折り合いが付けられるため
見ていてあまりのめり込めず、自分はどこか白けて見てしまい、
登場人物に感情移入したり、作品世界に没頭したりといったことが出来なくなってしまう。

物語にこそ馴染めなかったが、異世界の描き方については宮崎駿の健在さを感じさせてくれた。
死生観を感じさせる荘厳さと、夢の世界かのような珍妙さ、そして不気味さがない交ぜになり
奇想天外でユニークだった、まあこれも千と千尋の良いところをそのまま挙げたようなものなのだが…。
勾玉 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-02-12思い出のマーニー66.02点
2024-01-25かがみの孤城77.53点
2024-01-25鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎76.45点
2024-01-25窓ぎわのトットちゃん88.00点
2024-01-23屋根裏のラジャー55.00点
2023-12-28ドラゴンボール超 スーパーヒーロー66.40点
2023-12-28SAND LAND78.45点
2023-12-28JUNK HEAD88.16点
2023-12-27ロード・オブ・ザ・リング - スペシャル・エクステンデッド・エディション -68.21点
2023-12-06ゴジラ-1.097.27点
君たちはどう生きるか(2023)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS